S e e d  O f L i f e

We are living with the earth

   4月 29

春盛り、立夏に向けて

sakura_7832_30p山桜も散り、穀雨(4月20日、太陽黄経・30度)を過ぎた辺りから、立夏(5月6日、太陽黄経・45度)を急ぐように一気に夏日のように気温が上昇する日も多い今日この頃。

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竹林の中に頭を見せ始めた筍を尻目に、田植えの繁忙期に入る前の里山整備に勤しみつつ、苗をしめ、畑に定植する野菜達の苗を育てたりと、日が長くなるにつれて一気にこの時期に行わなくてはならないことが雨後の筍のように増える日々です。noyakii_7861

「苗をしめる」とは、どうも栃木県(あるいは特定の地域)特有の表現のようで、昔は「苗代(なわしろ)しめ」と表現していた、たんぼの一角(苗代)に稲の種を蒔いて苗を作る作業が転じて、「種蒔」の意として使われ、「苗代しめ」がいつの間にか「苗をしめる」が常用となったようです。

毎年、数えきれないほど教えていただくことがあることに、一つのことを教えていただくたびに思い知らされます。
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昨年は5月の連休中にもかかわらず遅霜が降りるような気候であったことを思い出し気にしつつ。
寒暖がまだまだ繰り返すように、一喜一憂を繰り返しながら、田植えを無事に終えることができることを内心祈りたくなる日々が暫くは続きそうですが、様々なことも含めて、芽吹く新緑の変化と田圃に張られた水面を観ながら楽しみたい思います。

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   3月 04

宇都宮アルプスの麓での樵(きこり)日和

wood_deck50pる2月28日に、「アースオーブン・プロジェクト」の第二日目として、宇都宮アルプスの麓に今春カフェをオープンに向けて準備中の檜山・猪瀬ご夫妻のご協力の元、間伐材の切り出しを行わせていただきました。

とても素敵な空間ではありますが、オープン前ということで全てを掲載させていただくことができないのが残念ですが、桜の咲く頃に期待したいと思います。

都宮アルプスという言葉を知ったのも、昨年末に檜山・猪瀬ご夫妻にお会いしてお話をお聞きし始めてのことでした。2年前に訪れたこの地が新たな場所に生まれ変わる時に廻り合わせをいただいた上に、ご協力までいただけることになるとは、有り難い限りです。

1st_wood_10pめ、伐採用に目星をつけておいていただいた四本の杉の木を確認し、倒伏させる方角を計画。
一本目となった、四本のうちで最も太い胴回り1m程の杉の木に、倒伏方向を目論見、ロープを掛け、チェーンソーで切り込みを入れ、背側から切り込みを入れると、木の自重で何とか思い通りの方向に倒れ行くと思いきや・・・1st_wood_kakari_10p
かすめるはずの隣接する杉の木の枝につっかかり、予定を変更し、約60度倒す方向を変更し、ロープをかけ直し、チェーンソーで切り込みを入れ直し、倒伏方向に生える木を僅かにかすめて、かなりの冷や汗ものでしたが、何とか無事に1本目の切倒しを完了。

その後も、おもてなしいただいた抹茶と大谷ブロック(クッキー)をいただきながら、残りの3本も参加者六人の知恵と協調作業で怪我・事故もなく切倒すことに成功。tea_10p

green_30p_チェーンソーを休めた時に林間を響き渡る鳥の囀りや、地面から覗き始めた新緑、林間を舞うパラグライダーに癒され時間を忘れそうになりながらも、待ってはくれない迫る夕暮れに煽られるように、枝うちに勤しむ。
cutting_30pアースオーブンの柱・梁に使うことを想定し、適度な長さに裁断し、重機の力を借りてトラックに積載・運搬。

IMG_6978_20pはこうして近隣の山から伐採し、その地で活用されてきた間伐材も、林業の後継者不足、安価な輸入材への傾倒等で、日本国内の多くの山林は放置状態にあり、生かされるはずの財が、死財と化すどころか邪魔者になっている状況と聞きます。
IMG_7030_50p今回は、素敵なご縁と心強く頼もしい仲間たちのお陰でこうして無事に間伐材を活用させていただく機会に恵まれたことにただ感謝あるのみです。

今は忘れさられようとしている、本来であれば何世代も先を見据えて植林と間伐を繰り返しながら山林と共に育まれて来た日本人の暮らし。
そんな中、こうして山林を維持する活動の一端ではありますが、携わることができたことは何にも代えがたいことのように思います。
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